注意しながら「合格体験談」を活用する

「終わり良ければ全て良し」ということもあり、多少の不満があっても第一希望の学校に合格し、感動のお漬け物になっている生徒や保護者に体験談の執筆を依頼すれば、内容は当然、「お世話になりました。○○個別指導塾のおかけです。○○先生のおかけです。整った施設で自習もはかどりました。模擬試験でやった問題が入試に出ました」云々になるでしょう。たしかにそれはそれで事実です。しかし、全ての生徒、どこにも合格できなかった生徒や「すべりどめ」で受験した学校しか合格できなかった生徒はどう思っているのでしょうか。つまり、個別指導塾としては、通信簿の良いところだけを親に見せる子どものようなことを、営業のためにしているというだけなのです。「合格体験談」を書く生徒たちは難関中学高校に合格した生徒です。そんなラッキーな生徒の声が、全個別指導塾生の声だと錯覚しないように注意しながら「合格体験談」を活用しましょう。

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英会話スクールの先生が思う日本人の弱点

日本人の英語の上達を妨げているいちばん大きな理由は「完璧主義」で、日本人は、英語が下手なうちはなかなかそれを使おうとせず、他の工業製品と同じように、頭の中で英語の「品質管理」を行なってしまっている、だから英語がなかなか上達しないのだ、と英会話スクールの先生方は口を揃えて言います。たしかにそういう面はあると思います。しかし、それが私たちの国民性であるならば、私たちはそれを嘆いているよりも、そうした国民性に見合った英語学習法や英語教育法を考えたほうがずっと有益なのではないでしょうか。そうすればやがて日本人が、工業製品と同じように「品質管理」された英語を話すことも、夢ではないと考えています。

通信教育の講師は質が高い

通信教育の添削指導員は、決まった時間や場所に拘束される仕事ができないという事情を抱えた人びと、例えば大学院生や大学の助手、塾や予備校講師と掛け持ちで教えている人たち、小さな子どもを抱えた主婦などに非常に人気のある仕事です。その一方で採用枠は多くありません。これは、塾や予備校の講師と違って恵まれた待遇のために長く続ける講師が多いからです。たいていは一年に一度しか募集しませんし、ある出版社ではここ数年、募集を行なわないという状況なのです。ですから募集広告が出ると応募者が殺到するほど、競争率が高いのです。だからこそ質の高い講師が揃っているので、大学受験にはもってこいなのだ。